ユニオン街宣活動対策Q&A

ユニオン街宣活動対策Q&Aです

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ユニオンの要求を拒否したら、社屋近くでビラまきをされてしまいました。こんなことが許されるのですか?
社会的相当性を超えている場合は、違法です。 通常、争議行為は、企業敷地内でのビラ貼りや集会、ストライキを指しますが、今は、めったにありません。企業内で争議行為などしたら、笑うのは労働者ではなく、同業他社だからです。しかし、ユニオンの登場で、今、このストライキが街宣活動に形を変えて問題になっています。というのは、ユニオンに駆け込む労働者は、その職場で孤立している人が多く、仲間がいない。一方、ユニオンは、部外者であるから、職場内には立ち入れない。そこで、ユニオンは、ストライキとして、しばしば街宣活動を行うことになります。 この街宣活動が違法かどうかは、社会的相当性を超えているか否かで判断します。一概に違法ともいえませんし、何をやっても自由というわけでもありません。
従業員を解雇したところ、ユニオンが代表者個人宅付近の住宅街に押しかけ、近所でビラ まきをされ、さらに街宣車まで出てきて、静かな住宅街で、大音量で不当解雇撤回などと叫んでいます。
社会的相当性を逸脱した行為ですから、違法です。 組合活動といえども、企業経営者の私生活上の領域に立ち入ることはできません。労使関係の場で生じた問題は,労使関係の領域である職場領域で解決すべきです。企業経営者といえども,個人として,住居の平穏や地域社会における名誉・信用が保護尊重されるべきだからです。
Q1でビラの記載には、この会社はたこ部屋同然だとか、虚偽の事実を書き立ててあります。ユニオンに抗議したところ、逆にエスカレートし、とうとう街宣車まで来て、大音量のスピーカーで「不当解雇だ」と言い出す始末です。
社会的相当性を逸脱した行為ですから、違法です。 いくら社屋付近の活動とは言え、ビラの内容が、会社の名誉や信用、平穏に事業を営む権利を侵害している場合は、街宣活動は違法となります。本件は、ビラの内容は、会社の名誉信用を傷つけるものであり、大音量で不当解雇を撤回せよと騒ぐのは平穏に事業を営む権利を侵害しています。
違法な争議行為を中止させるには、どうすればいいですか?
仮処分をかけます。 企業経営者は,自己の住居の平穏や地域社会における名誉・信用が侵害され,今後も侵害される蓋然性があるときには,これを差し止める権利を有しています。 会社付近で個人や会社の名誉信用を傷つけるようなビラまきをしたり、街宣車に乗って会社前におしかけ、大音量で騒いだり、場合によっては、社長個人の自宅まで押しかけ、社長個人の住所や電話番号を書いたビラをまいて街宣活動をする。(旭ダイヤモンド工業対東京中部地域労働者組合事件)などの場合は、当然、この差し止めの権利があります。 ユニオンは、このような行為も表現の自由として許されると主張していますが、裁判所は違法であると断じています。
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